施設整備等協賛競輪in松阪(ザ・レオニズカップ)が11月14日に開幕。競輪祭直前のGⅢとあってビッグネームの参加はないが、次世代を担う若手のホープが大挙集結。ひと味違うS級レーサーのバトルが展開されそう。ホーム戦で気合いが違う皿屋豊、西村光太を中心に、豪快な逃げが魅力の村田祐樹を擁する中部勢が強敵を迎え撃つ。久田裕也がパワーアップしている。湊聖二との徳島コンビも強力。中四国からは石原颯も参戦。松本秀之介、上田尭弥の九州コンビもV争いを展開。スピード溢れる走りでファンを魅了する。東日本勢も充実のメンバー構成。高橋晋也を先頭に伏見俊昭、阿部拓真と追い込み陣も揃う。長島大介の自在脚は一級品。上杉嘉槻と岡崎智哉の近畿コンビが混戦となれば一撃の魅力。
今期は初のS級1班に昇格。地元徳島で犬伏湧也(119期)と日々実戦さながらのハードな練習を積み重ねて格段にダッシュが良くなっている。8月FⅠ戦は連続Vと勝負強さも高評価。
8月オールスターで2勝とGⅠ戦でも結果を残す。今年は熊本バンクが再建され練習環境も良化して更なる飛躍を目指す。父・祖父も選手の競輪一家三代目と競輪界のサラブレッド。
村田の魅力はなんといっても地脚。今年は全プロ1キロタイムトライアル3位。岐阜記念では決勝3着。10月寬仁親王牌へのGⅠ初出場も決め、現在大ブレイク中のパワーに注目が集まる。
8月オールスターで落車。9月共同通信社杯は本来の実力を出せず終わったが、その後の青森GⅢでは決勝進出。準決勝は森田優弥に出られるも吉田拓矢を捌き自在性の進化も見せる。
33歳でデビューした皿屋は41歳の現在も体力作りに余念がない。オールスター、共同通信社杯と強豪相手に結果を残せてないが、元々夏場は苦手な選手。秋からは状態アップし巻き返す。
今期FI戦で安定感ある走りが続く。切れ味鋭い差し脚が魅力。今節は中部地区の自力選手が多いだけに、地元松阪バンクでGⅢ初優勝に虎視眈々。
今年からS級に昇級し、初の地元GⅢ出場。S級戦にも徐々に対応し、8月FI戦では2場所連続決勝進出と成長中。グレードレースでも一皮むけた走りに期待。
小西も真鍋同様に今年S級昇級、初の地元GⅢ出場。昇級後のいわき平記念では予選を突破。自転車競技出身のレース勘を十分に発揮。地元戦を大いに盛り上げる。
センターカントは他の400バンクと比べるとキツく作られているが、これと言って癖はなくどこからでも伸びる。
選手間では風が強いと言われており、建物が無いので時折突風が吹くことがある。